【シャンパン・グラス3つの基本】
(1) シャンパンの命である気泡がきれいに見えること、このために、シャンパングラスは、背が高く、すらっとした形状です。さらに、きれいな気泡がグラスの底部から立ち上がるように、グラスのそこが尖っているグラスもあります。
※グラスのそこから立ち上がる気泡を真珠のネックレスにたとえて、フランスでは、ペルルと呼びます。
(2) シャンパンは冷やして飲むので、手の温度が伝わらないようにステムが長い。シャンパングラスは、グラスのボウルを持たずに、ステムを持って飲むのが基本です。
(3) 冷えたシャンパンが室温でぬるくなるまえに飲み干せるように、サイズが少し小さなグラスであることです。
また、シャンパンの種類からグラスを選ぶ場合は、泡立ちのよい若いものは、縦長のフルート型のグラスを選び、立ち上がる泡のネックレスを楽しみ、年を重ねて妖しい熟成の香りが出てきたものは、口のつぼまった香りを閉じ込めるられるグラスで、香りを愛でるのも、よいかもしれませんね。
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